のんびり日記

娘と孫と犬と猫と生活しています。

霊媒師

私は霊感ゼロ感なので、

霊が視えるとか感じる方の話を聞く事が好きです。

理解とかできないと思うけれど、

見えない世界って興味がある。

高校生の時、同じ部活のMちゃんが毎月通っている霊媒師のおばちゃんの所に連れて行ってくれた。

その霊媒師の方の家は普通の一軒家。

玄関を入って右に台所、左が仏間。

その他の部屋はあっただろうけど覚えていない。

仏間に入ると…まぁその前から線香の香りはしていたんだけど、匂いがキツくなった。

詳しいことは分からないが、5体の観音様の像があって1体1体ご挨拶して霊媒師のおばちゃんの前に座る。

そんなに広い部屋ではないので、膝をつき合わせて正座する。

事前に私の話はしていないのだが、

私の手を取って手の甲を優しく撫でながら

「寂しいね。でも受け止めようね。大丈夫できるから」

と優しく話してくれた。

当時の私は母を亡くしたばかりで何だか空虚だったように思う。

人間は死んだら何処へ行くのだろう?

母は脳死状態であったので、何か言いたい事が無かったのだろうか?

なんて考えていた。

霊媒師のおばちゃんには、そんな話もしてないけど

「姉さんより、あなたの方が心配」

今なら分かるけど、姉より出来の悪い私は悩みので種だったのであろう。

色々聞いたけど、今はあまり憶えていない。

その夜帰って父に霊媒師のおばちゃんの話をした。

父は激怒して、こう言った

「母さんを、フラフラ呼び出して!ゆっくりできんやないか‼︎アホたれがぁ‼️死んでまでお前は振り回すんか‼️」

それから霊媒師のおばちゃんを訪ねるのをやめた。

でも見えない世界の事は興味がある。

なんなら視たいけれど、残念ながら私には必要がないらしい。

ネットで怪談師の方々の話を聞いて満足しています。